活動日誌

2015年を振り返って

「4歳と6歳の子育て中の母親」という普通の市民である私が、京都市議会議員として働かせていただく役目は、一般市民の生活の声を市政にしっかり届けて、市民が生活しやすい社会を作っていくことだと改めて思う。

京都市長は「待機児童ゼロ達成」と自慢げに言うけれど677人の保育園に入れなかった子どもたちにこそ、目を向けるべきではないのか?待機児童の定義を狭めて問題を覆い隠したところで、市民の困難な現状は解決できない。「人口減少社会」というキーワードを多様するわりに、少子化社会克服のための最大限の努力がなされているかは大いに疑問。それが、行政の合理化、サービス縮小を正当化するというだけではなんの問題解決にもならない。矛盾を感じる市政に対して私なりに、代表質問で、委員会質疑で、真っ向勝負した。
 しかし、正面から挑むだけではダメで、現場の方、地元の方々の思いを受け止め、仲間を内から外から広げることも重要だ。年末の保育園の園長会では、各園の園長さん、主任保育士さんから窮状を訴える会話が続いた。保育士不足は深刻で、保育士さんが増やせないから子どもを受け入れることができない、という事態にまでなっていた。早急な、保育士の処遇改善が必要である。無資格の保育者を認めるという規制緩和に踏み切るのは、悪方向だ。各地の保育園長懇談会で同様の懸念が示され、11月議会では、「保育士等の確保対策を求める決議」が全会派一致で採択された。

現市政は、問題をしっかりと受け止めて、対策を市民に周知するくらいの意気込みで取り組まねばなるまい。いつまでも「待機児童ゼロ達成」とだけ言っているようでは、市民から信頼されない。2016年1月24日告示、2月7日投票日の市長選挙で変えていこう!!

京都市政の中身を活動日誌で伝えていくことも、市議会議員の役目とはわかりつつ、日々忙殺されていた。
来年の目標は、活動日誌を週に1回は記さなければならない。皆様のご支援に感謝しつつ、そのご恩を来年もしっかりお返しできるような活動をしていきたい。

(更新日:2015年12月28日)

宮ノ森公園について委員会で質問しました

南区の宮ノ森公園を散策される住民の方から、「宮の森公園の敷地に陶器やガラスの破片があちこちに落ちている。危険だから早く対策してほしい」という内容のお手紙が、地元の日本共産党の市議会議員に届きました。私は、公園を管理する部局の委員会に所属しているので、早速地元の森田議員と調査へ向かいました。

お手紙にあったように、陶器の破片やガラスの破片が落ちています。この公園をボランティアで清掃していただいている愛護会の方に聞いてみると、土壌からあがってくるということ、破片は見つけたら隅に固めている、ということでした。

確かに、破片が固まっているところがあちこちにあります。しかし、グランドの中のほうで一つ顔をみせている破片もあります。

四歳と六歳の子をもつ母親としては、こんな公園は危険でしょうがない!!ということになります。委員会でとりあげることに決めました。

8月6日のまちづくり委員会で、公園の維持管理について質問しました。

回答・・・宮の森公園は昭和37年に工事されており、50年以上たった公園。・瓦礫については昨年の6月に愛護会から報告をうけていた。・今までこの公園で瓦礫による怪我などは報告されていない・予算がないので、全面的な改修はできない。ガラスがあるところを部分的に除去または砂で埋めていく

私としては、造成自体に問題がある以上、全面的な砂の入れ替えを行わなければ危険は除去できないと、抜本的対策を求めましたが、今回の当局の回答は、部分的な土入れなどにとどまるという、消極的なものでした。宮の森公園の砂を入れ替えるためには2000万円ほどの予算がかかるということですが、梅小路公園や円山公園の整備などには多額の税金がつかわれていきます。安全を優先するのであれば、宮の森公園のグランドの再整備を求めます。当面は、市が回答したように部分的な対応で陶器ガラス破片が除去されたかどうかを見守らなければなりません。

私は、子育て世代にとって、子どもを遊ばせられる豊かな公園の魅力は、町の魅力につながっていると考えています。京都市が、街の公園整備について消極的であることは大変残念です。子育て世代として、子どもが安全に遊べる、楽しい公。そして大人にとっても魅力ある公園づくりについて関心をもっていきたいと思います。

(更新日:2015年08月12日)

子育てママからのご意見

市議会議員になってから、私の知り合いではなかった子育てママから「選挙入れましたよ!おめでとうございます。」と、声をかけていただくと同時に、通りすがりでご意見、ご要望を頂くことがでてきました。

●先日は、一人のお母さんから「保育園の入所申請の用紙に「賃貸」か「持ち家」かを聞く欄があり、そこまで申告する必要があるのでしょうか。嫌な思いをしたので伝えたかった」というお話がありました。市の職員さんに聞いてみると「保育園の入所申請の用紙に「賃貸か持ち家か」を書く項目はない。他の、制度の申請の項目と混同されているかもしれない。」という返答です。声をかけていただいたお母さんに、この返答を伝えてもう一度お話を確認するチャンスがあればいいのですが…。

もし、この活動日誌を見られたまた声をかけてください!今度からは、連絡先を聞かないといけません。

●もう一つは、地域に公園がほしいというご要望です。小さい子どもを外で安全に遊ばせるには、近所に公園がほしいという思いは私も実感してきた母の一人です。公園デビューでママ友とも交流できます。公園が近くにないということは、子育てのための住環境が整っていないという市民感覚もあります。そこで、公園の整備を京都市がどのように行っているのかを、市の担当課に聞いてみました。一般にいう地域の公園は、都市公園法のもとで市が整備する公園のうち2500㎡以上の街区公園という分類です。その規模の公園を新規で建設するには、一公園5億円くらいの予算がいるといいます。昨今、住民の安全のためには道路や河川の改修が優先され、公園の整備はなかなか進まない状況があるということで…。

もっとも、国の目指す都市公園整備目標は住民一人あたり10㎡です。これに対して、京都市の今の状況は、住民一人あたり4.7㎡にすぎないといいます。平成23年の資料では、政令市20市のうちワースト3でした。上京区、中京区、下京区、東山区などは学区にひとつも公園がないところがまだあるといいます

これでは、子育て日本一とはいえませんよ(門川市長!)。梅小路公園を目玉に整備することで、免れるわけではありません。

お金のかかることはなかなかすぐには動きませんが、来年は市長選挙があるし、お母さんの願いを大きくひろげて、公園整備に注目していくことが必要ですね!

(更新日:2015年06月19日)

高齢者の将棋サロン&京都国道事務所に申し入れ

大津方面から名神の東インターへ入る道と、1号線の別れ道が分かりにくく、誤って名神に入ってしまった人が気づいてバックで逆そうして戻る事態になっているということで、地域の方からわかり易い大きな標識をたててほしいという要望があり、京都国道事務所へ本庄府議会議員、馬場府議会議員と申し入れに行ってきました。NEXCO西日本の看板だということで要望を伝えていただくことになりました。事故が起こらないうちに早く対応していただきたいものです。

今朝は北山ただお市会議員と山科駅前朝宣伝を行った後、山科の事務所に向かう途中、社会福祉協議会のサロンへ向かうという男性とお話しながら歩きました。

一人暮らしの高齢者が増えていて、自分も家で一人でいては病気になってしまいそうだからみんなが集まるサロンで一日将棋をしているということでした。ご婦人を亡くされて5年。朝起きたら、今日は何を作って食べようかと考えるそうです。外に出ることで、スーパーでも顔見知りの知りあいができると、お話していただきました。本当なら高い介護保険料を払っているのだから、家事をしてもらったり、お風呂のサービスなど受けたいが、元気だから介護認定はしてもらえない・・・と。介護保険制度に対する思いも語っていただきました。高齢者のお一人暮らしは本当に不安だと思います。社会福祉協議会のこのサロン、男性の家から歩いて20分以上はかかるところにあります。高齢者の方が集う居場所も増やしていかなければならないと感じたひと時でした。

お一人お一人の生活の中から出てくる思いをお聞きすることは本当に大切です。

(更新日:2015年06月05日)

ホームページを開設しました

ホームページを開設しました。今後よろしくお願いいたします。

(更新日:2015年06月02日)

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