活動日誌

ご近所さんお誘いのつどいパート2

 地域の方を気軽に誘って、介護の問題、子育ての要求、政治への思いを皆さんとおしゃべりする二回目の企画を実施することができました(2/28)。女性の方にも気軽に参加していただきたくてレディスデイとしてお誘いしました。女性6人と、参加希望された男性3人も加わって、最後はおぜんざいも準備していただいて、ほっこり企画となりました。
 幼稚園に二人の息子を通わせるお母さんは、子育てにはお金がかかる。幼稚園の費用に二人で6万円、他に習い事や子ども費用を加えると毎月10万円近くかかる。せめて、子どもの医療費は無料にしてほしい!と子育ての実態を訴えられました。介護事業所のヘルパーさんを統括するお仕事をされている方は、低賃金で働く介護士に必ず受けなければならない研修の費用6万円の助成をしてほしい、というお話でした。他にも、高齢の両親の介護に大変苦労をされているのに、事業所にサービスを停止されて困ったというお話もありました。
 なかなか、市民の要求にそった政治になっていかないのは何故か?政治的な問題について、興味を持っているという女性の方もおられて、他にも盛りだくさんのつどいとなりました。
 集いの会場の家主の方が、常日頃の近所づきあいをこのような集いに結び付けていただきました。切実な暮らしの事情や、願いを力にして、市政で訴えていきたいと思います。いろんなところで、ざっくばらんな交流をしていきたいと思っています。

(更新日:2016年03月02日)

自治体セミナーに参加して

『くらしと自治 京都』(京都自治体問題研究所)に投稿させていただいた原稿です。

            京都大学大学院経済学研究科教授 岡田知弘 特別講演『TPPと地域経済・自治体』
                                     『「地方創生」政策の本質と地域再生の方向』  を聴講して

「グローバル化が私たちの生活を豊かにしてくれるのではないか…」大企業が牽引する大量消費社会に毒された現代人は、そう錯覚してはいまいか?
 2月に行われた市長選挙でも、投票者の多くが『景気・雇用』について関心をもっていながら現市長を選択した。私たちは庶民の目線で目指すべき経済社会のあり方を示せたか?私も市議会議員として自問自答をしてきた。
 岡田先生の講演は、しょっぱなから私の問題関心に応えてくれる内容であった。
「人間の生活領域は、歩ける範囲の半径500メートル圏内が基本となる。経済活動も同様」「『地域』があってはじめて国や世界があり、その逆ではない」
現代社会は、インターネットで買い物でき、自動車に乗って郊外の大型店舗へ、アミューズメントパークへと消費活動が行われるが、そのことによって歩ける範囲の地域経済を活性化させることはできない。「地域社会を維持する最大の経済主体は中小企業、業者、農家、協同組合、NPOそして地方自治体。それらの再投資力をつけることが重要」と言われた。
 にもかかわらず、安部政権は「既存の農家や中小企業による『地域再生』ではなく、規制緩和の利益を得た外部企業による新市場『創生』を根幹に置いた『地方創生』」という矛盾を推し進め、人口減少社会を全面的に打ち出して、「選択と集中」で地域を切り捨てる「市町村合併や道州制」を進めようとしている。また、TPPで多国籍企業が活動しやすい国をつくって、中小企業の利益や日本の農業を多国籍企業の食い物にしようとしている。まちづくりに「選択と集中」の視点を取り入れた「エコ・コンパクト都市構想」や規制緩和で大企業を誘致する「都市再生緊急整備計画」を進める現市政もこれに追随しているのだ。
京都市議会の2月予算議会の真っ只中だが、与党の議員は所得を上げるために、大企業の誘致をしっかりせよ!と当局をたきつけている。
前日銀総裁の白川氏は企業誘致の政策を「回転ドア」にたとえて、利益が上がらなければ撤退する企業誘致頼りでは、地域経済の発展はないことを指摘したという。
庶民の所得を増やし、景気を回復させるための方策について、大企業言いなりで進めた結果、足元の地域が壊れていっていることを、自民・公明与党政権は気づかなくてはならない。
地域内再投資、循環型経済を確立していくためには、住宅リフォーム助成制度や、町なか商店リフォーム制度、公契約条例、中小企業振興条例等で、農家、中小企業や業者の皆さんを中心にすえた政策こそ進められなければならないと、市政の進むべき道に確信をもった。

(更新日:2016年02月17日)

決意新たにがんばるぞ!

皆様、今年もよろしくお願いいたします。新年は、毘沙門前の新春宣伝から始まりました。また地域の皆さんにも、ご挨拶に回らせていただきました。安部政権の暴走政治に対する怒りからか、「ほんまに頑張ってなあ!」と力強い励ましをいただきます。くらしや福祉守る政治こそ求められている。そして、私たちの幸せは平和であってこそ守れます。今年も、元気いっぱい皆様のお声を聞きながら頑張ります!!

 年は越しましたが、住民の方からご要望をいただいていた歩道の穴ぼこを直しました。三条通り沿いのマンションとコンビニの間の歩道です。私道であったので、持ち主を法務局に行って調べて、道をはさむお二方に事情を伝えて…。やっと土木事務所に行って、アスファルトの資材をいただき、それを敷き詰めました!!30センチほどの穴ぼこでしたが、自転車がこけられることもあったということで直ってよかったです。

 そんな、日常の仕事も頑張りながら…、2016年は、京都市長選挙で住民の願いをバーンッと示しましょう!
一昨日、2回タクシーに乗ると、やはりまだまだ「四条通りの歩道拡幅・一車線化」について苦情が語られます。乗っている間、そのお話は終わることはありませんでした。四条通りの車の追い越しが議会で取り上げられたこともあって、追い越しをさせないように車線の真ん中に硬いポールがたてられたということでした。さらにまた交通渋滞は続いているそうです。住民や、関係者の声を聞かず、トップダウンで政策を進めるからいきあたりばったりで問題が生じる。今の市政を象徴する姿です。
 住民の皆さんの声に耳を傾けられる、そんな市長が求められています。

(更新日:2016年01月14日)

年末年始

〇年末警戒中の消防団を激励に
慌ただしい年末におこりやすい火災。12月25日から30日まで各学区の消防団の皆さんが、夜回りなどして年末警戒にあたられていました。夜の11時12時近くまで、分団詰所に待機されています。尽力いただいている皆さんに激励に周りました。
平成27年中の京都市内の火災件数は232件で、山科では11件となり共に昨年比で火災減少を達成されました。小金塚では、毎日約100人の住民の方が、夜回りに参加されており地域ぐるみで防災意識の強化にもなっていると感じました。
 消防団員さんは笑いながら任務の大変さをお話してくださいますが、時間を問わず通報連絡がきたら出動するという大変な任務です。改めて感謝をしたいと思います。

(写真は1月10日京都市消防出初式 山科区自主防災会のみなさんの行進)

2016年1月2日
毘沙門前新春宣伝
昨年は、雪が降るなど寒いお正月でしたが、今年は暖かいお正月でした。清々しい気持ちで、戦争法廃止への新年の決意を訴えました。

(更新日:2016年01月04日)

2015年を振り返って

「4歳と6歳の子育て中の母親」という普通の市民である私が、京都市議会議員として働かせていただく役目は、一般市民の生活の声を市政にしっかり届けて、市民が生活しやすい社会を作っていくことだと改めて思う。

京都市長は「待機児童ゼロ達成」と自慢げに言うけれど677人の保育園に入れなかった子どもたちにこそ、目を向けるべきではないのか?待機児童の定義を狭めて問題を覆い隠したところで、市民の困難な現状は解決できない。「人口減少社会」というキーワードを多様するわりに、少子化社会克服のための最大限の努力がなされているかは大いに疑問。それが、行政の合理化、サービス縮小を正当化するというだけではなんの問題解決にもならない。矛盾を感じる市政に対して私なりに、代表質問で、委員会質疑で、真っ向勝負した。
 しかし、正面から挑むだけではダメで、現場の方、地元の方々の思いを受け止め、仲間を内から外から広げることも重要だ。年末の保育園の園長会では、各園の園長さん、主任保育士さんから窮状を訴える会話が続いた。保育士不足は深刻で、保育士さんが増やせないから子どもを受け入れることができない、という事態にまでなっていた。早急な、保育士の処遇改善が必要である。無資格の保育者を認めるという規制緩和に踏み切るのは、悪方向だ。各地の保育園長懇談会で同様の懸念が示され、11月議会では、「保育士等の確保対策を求める決議」が全会派一致で採択された。

現市政は、問題をしっかりと受け止めて、対策を市民に周知するくらいの意気込みで取り組まねばなるまい。いつまでも「待機児童ゼロ達成」とだけ言っているようでは、市民から信頼されない。2016年1月24日告示、2月7日投票日の市長選挙で変えていこう!!

京都市政の中身を活動日誌で伝えていくことも、市議会議員の役目とはわかりつつ、日々忙殺されていた。
来年の目標は、活動日誌を週に1回は記さなければならない。皆様のご支援に感謝しつつ、そのご恩を来年もしっかりお返しできるような活動をしていきたい。

(更新日:2015年12月28日)

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