「4歳と6歳の子育て中の母親」という普通の市民である私が、京都市議会議員として働かせていただく役目は、一般市民の生活の声を市政にしっかり届けて、市民が生活しやすい社会を作っていくことだと改めて思う。
京都市長は「待機児童ゼロ達成」と自慢げに言うけれど677人の保育園に入れなかった子どもたちにこそ、目を向けるべきではないのか?待機児童の定義を狭めて問題を覆い隠したところで、市民の困難な現状は解決できない。「人口減少社会」というキーワードを多様するわりに、少子化社会克服のための最大限の努力がなされているかは大いに疑問。それが、行政の合理化、サービス縮小を正当化するというだけではなんの問題解決にもならない。矛盾を感じる市政に対して私なりに、代表質問で、委員会質疑で、真っ向勝負した。
しかし、正面から挑むだけではダメで、現場の方、地元の方々の思いを受け止め、仲間を内から外から広げることも重要だ。年末の保育園の園長会では、各園の園長さん、主任保育士さんから窮状を訴える会話が続いた。保育士不足は深刻で、保育士さんが増やせないから子どもを受け入れることができない、という事態にまでなっていた。早急な、保育士の処遇改善が必要である。無資格の保育者を認めるという規制緩和に踏み切るのは、悪方向だ。各地の保育園長懇談会で同様の懸念が示され、11月議会では、「保育士等の確保対策を求める決議」が全会派一致で採択された。
現市政は、問題をしっかりと受け止めて、対策を市民に周知するくらいの意気込みで取り組まねばなるまい。いつまでも「待機児童ゼロ達成」とだけ言っているようでは、市民から信頼されない。2016年1月24日告示、2月7日投票日の市長選挙で変えていこう!!
京都市政の中身を活動日誌で伝えていくことも、市議会議員の役目とはわかりつつ、日々忙殺されていた。
来年の目標は、活動日誌を週に1回は記さなければならない。皆様のご支援に感謝しつつ、そのご恩を来年もしっかりお返しできるような活動をしていきたい。
(更新日:2015年12月28日)