市議会議員になってから、私の知り合いではなかった子育てママから「選挙入れましたよ!おめでとうございます。」と、声をかけていただくと同時に、通りすがりでご意見、ご要望を頂くことがでてきました。
●先日は、一人のお母さんから「保育園の入所申請の用紙に「賃貸」か「持ち家」かを聞く欄があり、そこまで申告する必要があるのでしょうか。嫌な思いをしたので伝えたかった」というお話がありました。市の職員さんに聞いてみると「保育園の入所申請の用紙に「賃貸か持ち家か」を書く項目はない。他の、制度の申請の項目と混同されているかもしれない。」という返答です。声をかけていただいたお母さんに、この返答を伝えてもう一度お話を確認するチャンスがあればいいのですが…。
もし、この活動日誌を見られたまた声をかけてください!今度からは、連絡先を聞かないといけません。
●もう一つは、地域に公園がほしいというご要望です。小さい子どもを外で安全に遊ばせるには、近所に公園がほしいという思いは私も実感してきた母の一人です。公園デビューでママ友とも交流できます。公園が近くにないということは、子育てのための住環境が整っていないという市民感覚もあります。そこで、公園の整備を京都市がどのように行っているのかを、市の担当課に聞いてみました。一般にいう地域の公園は、都市公園法のもとで市が整備する公園のうち2500㎡以上の街区公園という分類です。その規模の公園を新規で建設するには、一公園5億円くらいの予算がいるといいます。昨今、住民の安全のためには道路や河川の改修が優先され、公園の整備はなかなか進まない状況があるということで…。
もっとも、国の目指す都市公園整備目標は住民一人あたり10㎡です。これに対して、京都市の今の状況は、住民一人あたり4.7㎡にすぎないといいます。平成23年の資料では、政令市20市のうちワースト3でした。上京区、中京区、下京区、東山区などは学区にひとつも公園がないところがまだあるといいます
これでは、子育て日本一とはいえませんよ(門川市長!)。梅小路公園を目玉に整備することで、免れるわけではありません。
お金のかかることはなかなかすぐには動きませんが、来年は市長選挙があるし、お母さんの願いを大きくひろげて、公園整備に注目していくことが必要ですね!
(更新日:2015年06月19日)