活動日誌

事実に反する「待機児ゼロ」の広報映像を中止せよと市長に申し入れ11月8日

京都市平成KIZOKU「保育が充実」編

ネットや、KBSテレビで放映されている、京都市の広報映像の中で、平成KIZOKUの白塗りのパフォーマーが「待機してない」と繰り返し、「京都市は3年連続待機児童ゼロ」とテロップでしめくくっています。それをみれば、京都は保育園入所で困っている人は誰もいない、というような楽観的なイメージを受けます。
 保育園入所の実態は、近くの保育園に入れるかどうかわからない緊迫した状況。遠い保育園を紹介されて断ったり、仕方なく幼稚園を選んだとしても、その人は待機児童にはカウントされない。当事者にとっては楽観的状況とはまったく言えません。
「保育士充実~」と言わせていることも、人材確保に苦慮している保育園の関係者の方々の思いを逆撫でするものです。
広報の奇抜性よりも、市民の思いを大切にした決断を、と求めました。

(更新日:2016年11月09日)